翻訳屋佐吉の生活と意見関東を離れ、北陸に古民家を購入したとある翻訳屋の田舎暮らし事始めと日々のつれづれ。 

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流れて早き月日なりけり

2012/12/31[月]《 日記 》
 山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり

 ご存知小倉百人一首にも採られている歌人春道列樹(はるみちのつらき)の歌である。

 春道列樹は、名前こそ宝塚の男版かと思うくらいにカッコいいが、日本文学史においてはあまりぱっとしない存在で、後世に伝えられている歌はわずか5首しかない。にも関わらず、列樹にはもうひとつ人口に膾炙している歌がある。

 昨日といひ 今日と暮らして 飛鳥川 流れて早き 月日なりけり

 こうした感慨は今も昔も変わらないものらしい。

 20代の頃、佐吉には、大晦日に自室で独り第九を聴きながら、たっぷり時間をかけて1年を振り返るという、今にして思えばややイタい習わしがあった。当時日記などはつけておらず、おそらくは手帳をよすがに記憶を辿っていたと思うのだが、振り返ってみると、たったそれだけの手掛かりでよく1年の出来事を事細かに思い出すことができたものだと思う。今ではとてもそんな真似はできない。

 1年を振り返る、というより、更新を再開するにあたって自分がどんなことをどんなふうに書いていたのか確認しておこうと思い、昨夜このブログをざっと読み返してみた。しかし、蘇ってくる記憶は断片的なものばかりで、「あのときはこうだった」とはっきり思い出せる事柄がひどく少ないことに驚いた。あるいは、これが歳を取るということなのだろうか。日々の出来事をひとつの経験として捉える感覚が薄れ、一様に日常に組み込んで納得してしまい、それゆえ一日一日が強く印象に残らない。そうして人は歳を取るにつれて月日の流れを早く感じるようになるのだろうか。だとすれば、こんな拙いブログでも佐吉にとっては貴重な記録だ。来年はもっとコンスタントに更新しよ(などと云ってみる)。

 さて、そんなわけであまり細かく思い出すことはできないのだが、2012年は佐吉にとっておおむね良い年だったと思う。まださいたまと行ったり来たりの状態だが、曲がりなりにも高岡での生活を始めることができたし、JA自動車共済のアンケートでルンバが当たったし(違)、仕事のうえでもアクティブな取引先が増え、それに伴って収入も増えた。また一方で、休日、すなわち仕事のない日も増え、トータルで見るかぎりは人並みに休みが取れたのもありがたかった(細君は不満かもしれないが)。ただし、云うまでもなくそれは翻訳会社の都合によるものであって、何日から何日まで休み、と、こちらで計画が立てられたことはほとんどない。あるとき不意に暇になったかと思えば、またあるときには何日も修羅場が続いて心身ともにボロボロ。しかし、フリーランスとは本来そういうものなのだろう。そうした条件の中できちんと自らの生活のリズムを作っていけることも、フリーランスにとって大切な能力のひとつなのかもしれない。今年はそのことを強く実感した年だった。年の始めに1年の目標を立てる、なんてことを佐吉はおよそしたことがないのだが、来年は自分のリズムをきちんとキープできるようにすることをささやかな目標にしたい。

 それでは、皆さん、良いお年を (ゝ_∂ /~~~
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2012/12/31 22:28 | Comment (0) | Site Map | Home | Page Top
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