翻訳屋佐吉の生活と意見関東を離れ、北陸に古民家を購入したとある翻訳屋の田舎暮らし事始めと日々のつれづれ。 

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トラロープって何だ?

2012/01/03[火]《 翻訳屋稼業 》
トラロープ 例の年またぎの案件を訳していたら、未知の用語に出くわした。「トラロープ」。画像検索してみると、どうやら工事現場などで見かける黄色と黒の縞模様のロープを指す言葉らしい。

 それにしても、これで一般に通じるのだろうか。見るからに、というか、聞くからに俗称くさい。もちろん、辞書にも載っていない。佐吉が詳しくないからそう思うだけなのかもしれないが、建築・土木の世界には、現場で生まれたいわゆる「職人用語」がとりわけ多いような気がする。この「トラロープ」もそういうジャーゴンのひとつなんじゃないだろうか?

 けど、もしそうだとしたら、正式名称は何ていうんだろう? 考えてみれば、世の中には、実物は誰もが知っていながら、その名前はほとんどの人が知らないものがたくさんある。カレーのルーを入れる魔法のランプのような形をした容器(ソースポット)、弁当に入っている魚の形をした醤油入れ(ランチャーム)、波止場で小林旭が足を乗せている突起物(ボラード)……。

 仲間内でなら、つまり、佐吉の仕事に関連して云えば、社内やグループ企業内でやりとりする文書であれば、強引にそれらしい名前をつけて押し通してしまうこともできる。そして、実際にそうしている例も少なくない。だが、それを訳すとなると、そのまま英語に置き換えてもまず通じない。日本語でさえ名前のわからないものを、英語でいったいどう云い表せば良いのだろう。いっそベタに「黄色と黒の縞模様のロープ」とでもしようか……。

 散々悩んだ挙句、「ひょっとして」と思い、ある訳語で画像検索をしてみた。

 果たして、それが正解だった。

 Tiger rope

 そのまんまやん…… (´・ω・`)


【追記】

 「トラロープ」の正式名は、強いて云えば「標識ロープ」。そして、その英語名は "sign rope" とされています(いずれも佐吉調べ)。ですが実際には、"sign rope" という言葉からくだんの黄色と黒の縞模様のロープを連想させるのは難しいと思われます。
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