翻訳屋佐吉の生活と意見関東を離れ、北陸に古民家を購入したとある翻訳屋の田舎暮らし事始めと日々のつれづれ。 

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緊急発進!

2012/10/10[水]《 翻訳屋稼業 》
 先の電話のあった日から3連休をはさんで5日間まったく仕事の依頼がなかった。6日目の今日の朝、「ひょっとしてレートを上げると云って安心させておいて、実は発注ストップということなのでは……」と疑心暗鬼になりかけていたところに取引先Aから連絡があった。例の化学会社の案件の次の原稿が入った、今度は11月中旬納期で約20万字、一両日中に発注できるよう目下準備中だが、ついてはその間のスケジュールを調整しておいてほしい、とのことだった。

 なるほど、そういうことだったのか。Trados の働き具合にもよるが、1ヶ月ちょっとで20万字は佐吉にはいっぱいいっぱいの数字だ。つまり、「スケジュールを調整しろ」とは「これから1ヶ月と少しのあいだ、他社の仕事を受けるな」ということだ。先のタイミングでレート上げの話があったのにはそういう含みがあったというわけだ。納得がいった。

 それはともかく、これで今日は仕事が入ってこないことがはっきりした。同時に、すぐにまた修羅場がやってくることも明らかになったわけだが、そう思うとかえって今から気に病むのは馬鹿らしい気がした。今日は仕事のことは一切忘れて丸一日好きなように使わせてもらおう。そう決めた。

 その後、康文はお出かけ。ひとりお留守番の佐吉は、取引先Cへの請求書をちゃちゃっと作って送信すると、日中はTVやらネットやらを眺め、NACK5(FM埼玉)を聴いてだらだら過ごした。

 夕方になって取引先Aからメールが届いた。仕事の依頼だ。「はて、ついさっきまで準備中だと云っていたのにずいぶん早いな」と訝しく思ったが、内容はくだんの化学会社の案件ではなく、別のクライアントからの依頼だった。例の注文の多い電機屋さんだ。きっと翻訳会社が気を利かせてくだんの案件の準備が整うまでのあいだの埋め草として入れてくれたのだろう。ありがたや。ありがたや。が、如何せんここの仕事はとにかく細かい注文が多い。禁じ手もやたらと多くてなかなか一筋縄ではいかない。どうせならほかの案件が良かったなあ……(コラ)。

 厄介な仕事であることは原稿を見なくてもわかる。すぐに次の案件が控えているだけに納期設定もややキツい。それに、佐吉はもうすっかり休日モードに入っている。しかし、結局、その案件を引き受けた。翻訳会社にしてみれば好意で入れてくれたわけだし、加えて先のミスによって迷惑をかけた負い目があるだけに、仕事の選り好みはしづらい。見ればメールの文面には約束どおり新しいレートが示してある。レートが上がったということは、それだけ難易度の高い仕事をこなさなければならないということであり、訳文に高い品質が求められるということである。

 潔く覚悟を決め、今日は使う予定のなかったエンジンに急遽火を入れ、深夜の作業に向けてウォーミング・アップを急ぐ佐吉なのであった。
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