翻訳屋佐吉の生活と意見関東を離れ、北陸に古民家を購入したとある翻訳屋の田舎暮らし事始めと日々のつれづれ。 

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栃木  

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さきちい散歩

2012/09/24[月]《 散歩・ポタリング 》
 また一旦高岡を離れ、さいたまへ……は戻らず、いま佐吉は栃木の実家にいる。

 高岡からの帰りが日曜の夜だったりすると関越道は必ず渋滞している。連休の最終日などはなおさらだ。そんなとき、まっすぐさいたまに向かわず、藤岡JCTからひと区間だけ北上して北関東自動車道に乗り、栃木の佐吉の実家に立ち寄ることがある。そうして老母に富山の土産を手渡し、実家で夕食を済ませ、渋滞が解消した時分に東北道で、あるいは一般道でさいたまに戻るのである。もちろん遠回りになるが、関越で渋滞に呑まれるより精神的にははるかに楽だ。

 昨日もそうした。そして、用事のある康文が独りさいたまのマンションに戻り、佐吉はそのまま実家に残った。実家で整理したいこともあったし、一方で、お盆に帰省できなかったので彼岸くらいは、という気持ちもあった。

 そうして2ヶ月ぶりに実家の敷居をまたいだ佐吉だったが、その後はいきなり徹夜仕事。10月に催されるとある国際会議のプレゼン資料の英訳だ。できれば高岡にいるうちに片付けたかったが、細かい注文が多くて思った以上に手間取り、心ならずもこうして持ち帰ることになったのだった。先週分納した訳文に対するクライアントからのフィードバックを既訳分に丹念に反映させ、それを踏まえて残りを仕上げる。最終チェックが終わる頃には外はすっかり明るくなっていたが、どうにか納期には間に合った。

 そして今日、ようやく負荷がゼロになったので、佐吉は散歩を兼ねて菩提寺へ墓参りにいった。一昨日、昨日と肌寒い日が続いたが、今日は朝から気温が高く、気持ちのいい青空が広がっていた。

コンビニ跡地
ちょっと前までここにコンビニが……
かつてのパチンコ店
佐吉がかつて遊んだパチンコ店

 前にも云ったかもしれないが、佐吉の生まれ故郷は過疎の町だ。訪れるたびに、ちょっとずつだが確実に寂れていっている。実家は幹線道路が交わる交差点に面しているのでそこだけは1日じゅう交通量が多いが、ちょっと裏通りに入ると(平日の昼間だった所為もあってか)人とすれ違うこともほとんどなく、車の音が途切れると不意に誰も住んでいないゴーストタウンにでもいるような錯覚すらおぼえる。高岡のほうがずっと活気がある。ブログでは「北陸で田舎暮らし」などと云っているが、実のところ、高岡は北陸有数の都市なのだ。

 こっちに住むという選択肢もあったかな? とふと思う。決して考えなかったわけではない。だが、こっちには高岡の家のような広い物件は少ないし、何よりこの街で新たに生活を始めようという気が起きない。もちろん故郷ゆえの愛着はあるが、哀しいかな、街そのものがどんどん魅力を失っていくのは否定のしようがない。

焼け跡
焼けたまま打ち捨てられた廃屋
佐吉家の菩提寺
佐吉家の菩提寺

 佐吉家の墓と分家である叔父の墓に線香を供えたのち、帰りは小学生の頃の通学路を歩いてみようと、ちょっと遠回りしてみた。すると、ちょうど学校の前に差し掛かったところで集団下校の子どもたちが校門から出てきた。そのまま行けば、ずっと子どもたちと同じ方向に歩いていくことになる。平日の昼間に下校中の小学生のあとをつける怪しげな中年男性。あらぬ疑いをかけられる前に佐吉はそそくさと脇道に逸れ、別の道を通って家に戻ったのだった。
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2012/09/24 22:20 | Comment (0) | Site Map | Home | Page Top
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