翻訳屋佐吉の生活と意見関東を離れ、北陸に古民家を購入したとある翻訳屋の田舎暮らし事始めと日々のつれづれ。 

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高岡  佐吉んち  庭いじり  細君  

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細君様様

2012/09/09[日]《 住まい 》
 新しい佐吉んちは、前庭も裏庭もいたるところ雑草だらけだった。何という草なのかはわからないが、人の腰ほどの高さの雑草が辺り一面に生い茂っていて、玄関前のコンクリートの一画以外は足を踏み入れることさえできない有り様だった。

 6月に埼玉に戻る前、細君は裏庭に家庭菜園を作り、ミニカボチャ、とうもろこし、枝豆などの野菜と、そのコンパニオンプランツとして何種類かの花を植えていた。しかし、少なくとも遠目に見るかぎりその面影はほとんどなかった。佐吉は不意に、家電製品の配達や設置のためここを訪れた人たちが異口同音に「草刈りが大変そうですね」と云っていたのを思い出した。これまで庭のある家に住んだことのなかった佐吉は、そんな言葉を聞いてもさほど実感が湧かなかったのだが、いまようやくそのことに合点がいった。庭のある家に住むとはこういうことだったのだ (´д`)

9月8日の裏庭
9月8日時点の裏庭
6月15日の裏庭
6月15日時点の裏庭(別アングル)

 何はともあれ草刈りである。

 と云ったそばからこう云うのも何だが、その頃、佐吉は馬鹿みたいに忙しく、すぐには作業に掛かれない状態だった。なので、当面はもっぱら細君康文が草刈りに励むことになった。何かと目端の効く細君は、以前からある鎌では埒が明かないと、早々に、ホームセンターではなく敢えて老舗の金物屋を訪ね、さらに大きく本格的な農作業用の鎌を買ってきて、気が遠くなるようなその作業に取り掛かったのだった。まことに持つべきものは頼りになる細君である。

 さて、佐吉んちでは、裏庭の菜園とは別に、前庭の一部にも茄子とトマトときゅうりが植えられている。ただしこれらは、康文ではなく、佐吉たちの知らぬ間にご近所さんが植えたものだ。あとで知ったのだが、どうやら以前佐吉んちの裏庭をトラクターで耕してくれたご近所さんが、そのときに康文が渡した薄謝に恐縮して、そのお返しに、と、さらに気を利かせたくれたものらしい。実を云うと、そこは花壇にするつもりだったのだが、そのことは伏せておいた。もとより、今期はきちんと世話ができないので花を植えるのは来春以降にするつもりでいた。なので、今年に限ってはそれで良しとした。

5月17日の裏庭
5月17日時点の裏庭(これまた別アングル)
6月15日の前庭
6月15日時点の前庭(花は康文が植えたもの)
 
 雑草を刈っていくと、その下から次々と野菜が出てきた。もちろん枯れていた苗もあったし、熟れすぎて食べられなくなった野菜もあったが、ちょうど良い具合に育っている野菜も少なからずあった。茄子、トマト、きゅうり、それにミニカボチャ。とりわけミニカボチャの繁殖力は凄まじく、裏庭のブロック塀から飛び出さんばかりにその蔓を延ばしていた。そんなわけで、康文の実家では、毎晩のように佐吉んちで穫れた野菜が食卓にのぼっている。それにしても、野菜って放っておいても案外ちゃんと育つものなんだなあ。意外だった。

 金曜、追加追加で量が当初の倍ほどに膨らんでいた取引先Bの案件を、ひいひい云いながらなんとか納品した。そうして土日は佐吉も家の仕事に取り掛かることができた。が、長くなりそうなのでそれについてはまた次回。
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2012/09/09 23:28 | Comment (0) | Site Map | Home | Page Top
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