翻訳屋佐吉の生活と意見関東を離れ、北陸に古民家を購入したとある翻訳屋の田舎暮らし事始めと日々のつれづれ。 

この記事に含まれるタグ :
翻訳会社  和訳  高岡  

スポンサーサイト

--/--/--[--]《 スポンサー広告 》
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

http://countrytranslator.blog.fc2.com/?overture" target="_new edit

--/--/-- --:-- | Comment (-) | Site Map | Home | Page Top

和訳は鬼門(?)

2012/03/28[水]《 翻訳屋稼業 》
祖父川 昨夜仕上げた英訳案件を朝イチで納品。ちょっと時間に余裕ができたので買い物にでかけ、ついでに(細君の実家の)近所を散策する。住宅街を離れ、祖父川という小さな川に沿って小一時間。風はやや強かったが寒いというほどではなく、目に映る景色には、先週と比べて明らかに緑が多かった。たまたま北陸線の線路の近くに来たときに特急サンダーバードが通りかかったので、鉄ちゃんよろしくカメラを向けてみたりもした。

特急サンダーバード ときに、先日の和訳案件にはほとほと閉口した。もちろん久しぶりの和訳案件だったから、というのがその最大の理由だが、今回はほかにもいくつか厄介な事情があった。

 まずひとつは原稿がスキャン画像のPDFファイルだったことだ。原稿がスキャン画像だと、そのままではテキストを抽出することができず、したがって検索や置換といった操作ができず、作業効率が著しく低下する。なので、まずOCR(Optical Character Recognition = 光学文字認識)ソフトを使って画像をテキストとして認識させるという作業が必要になる。調べてみると、幸いなことに、フリーのPDFビューア PDF-XChange Viewer に、昨年、PDFから直接テキストを抽出することができるOCR機能が追加されたことがわかり、今回はそれを利用してどうにか対処した。

 もうひとつの厄介な要素は原稿の内容そのものにあった。原稿は日本のメーカーが海外の計測機を導入するにあたっての関連文書一式なのだが、その中にあまり芳しくない内容のビジネスレターが含まれていたのだ。一般に、そのような文書は言葉の選び方が難しい。もちろん原文は原文でそれに配慮した文章になっているのだが、そうした英語表現をそのまま日本語に置き換えても、必ずしも誠意の感じられる日本語にはならない。場合によっては慇懃無礼な印象を与えることもある。日本語は日本語でそれに相応しい云い方を考えなければならないのである。いきおい訳す方も気を遣う。

 そんなわけで、くだんの和訳案件にはその量以上に苦労した。が、それでもなんとか乗り切ることができた。途中割り込みで急ぎの英訳案件が入ってペースを乱されたりもしたが、それは、まあ、いつものことなので特には触れない。ちなみに納品したのは先週の金曜で、冒頭に書いたのはその次の次の案件の話だ。

 なお、先の記事で「次回は取引先Bについてもお話しします」と書いたが、今回もまた取引先Aの話が長くなってしまった。なので、取引先Bについてはまたあらためて。
関連記事

この記事に含まれるタグ : 翻訳会社 和訳 高岡 

http://countrytranslator.blog.fc2.com/blog-entry-40.html edit

2012/03/28 23:43 | Comment (0) | Site Map | Home | Page Top
翻訳者ネットワーク「アメリア」

Comments

コメントを投稿する 記事 : 和訳は鬼門(?)


  設定するとあとで修正や削除ができます。(任意)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。