翻訳屋佐吉の生活と意見関東を離れ、北陸に古民家を購入したとある翻訳屋の田舎暮らし事始めと日々のつれづれ。 

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『赤毛のアン』をあえて神山妙子訳で読む

2014/04/26[土]《 日記 》
 みなさんご存知のとおり、この春からNHKで、翻訳家村岡花子の半生を描いた連続テレビ小説(朝ドラ)『花子とアン』が放映されている。

 佐吉家では、細君康文が朝ドラウォッチャーなので、佐吉も少なからず見る機会がある。『ちりとてちん』『あまちゃん』など、佐吉自らが好んで見た作品もある。『花子とアン』についても、かの村岡花子の話ということで、始まる前から関心はあった。正直なところ、現時点ではドラマとして特に面白いとは思えないのだが、それでも今後に期待して見続けている。

 ときに、『花子とアン』の放送に合わせてか、いま、NHK BSプレミアムでアニメ『赤毛のアン』が再放送されている。聞くところによると、かつて同じくNHK BSプレミアムで放送された際には、その画質の悪さを指摘する声が多かったそうだが、今回の映像は実に綺麗だ。確認はしていないが、おそらく、先頃発売された『赤毛のアン Blu-ray メモリアルボックス』(「35mm原版ネガテレシネによるHDリマスター」だそうだ)と同じものだろう。ちなみに『赤毛のアン Blu-ray メモリアルボックス』は、定価40,000円(税抜き)、実売で3万円ちょっと。ただし、画質にこだわらないのであれば、DVDで、もうちょっとリーズナブルなお値段で揃えることもできる。購入を検討される方の参考までに。

 さて、そのアニメ『赤毛のアン』を見ているうちに、佐吉はふと原作を読み返してみたくなった。佐吉もかつて村岡花子訳『赤毛のアン』を読んでいる。と云っても、あえて村岡訳を選んで読んだわけではない。そもそも、当時の佐吉少年は『赤毛のアン』に複数の邦訳が存在することなど知らなかった。書店で手に取った一冊が、たまたま新潮文庫の村岡訳『赤毛のアン』だったのである(現物はいま実家にある)。

 当時、村岡訳を読んで「アニメとはずいぶん印象が違うな」と感じたのを覚えている。Wikipediaによると、アニメ『赤毛のアン』は、1973年発行の神山妙子訳を底本にしているそうだ。訳が違えば印象が違うのも当然だ。ついでながら、誰の文章かは忘れたが、むかし、ミニコミ誌『漫画の手帖』で、アニメ『赤毛のアン』について、「原作に非常に忠実だが、あくまで男性の視点で描いた『アン』」という趣旨の評論を読んだことがある(おそらく1983年発行の『漫画の手帖』13号 特集「ANNEより夢多き少女達へ」だと思われるが、これもいま現物が手元にないので断言はできない)。むろん、男である佐吉(少年)に「女性の視点で見た『アン』」がどういうものかわかるはずもなく、いきおい、それと「男性の視点で見た『アン』」とがどう違うのかもわからず、「ふ~ん、そんなもんか」と思っただけだったが、今にして思えば、それもまた村岡訳とアニメとの印象の違いの一因なのかもしれず、また、だからこそ、佐吉少年はアニメ『赤毛のアン』に惹かれたのかも知れない。傍証というわけではないが、監督の高畑勲氏も、『アン』についてこんなふうに語っている。

 そんなわけで、佐吉は、敢えて神山妙子訳で『赤毛のアン』を読んでみることにした。村岡訳もさることながら、それよりもまず、佐吉にとっての原体験であるアニメ『赤毛のアン』を「追体験」してみようと思ったのである。なお、神山訳『赤毛のアン』(旺文社文庫)はすでに絶版になっていて、紙の本の入手は困難だが、グーテンベルク21から電子書籍として刊行されている。Kindle楽天koboのいずれでも入手可能だが、佐吉はこれをkoboで購入した(理由は後述する)。

 読んでみると、さすがに底本だけあって、それぞれのキャラの台詞が、山田栄子、北原文枝、槐柳二といった、アニメのそれぞれの声優の声で聞こえてくる。地の文は羽佐間道夫の声音で脳内再生される。割り込み案件の入っている可能性の低いゴールデン・ウィーク期間中、仕事の合間にじっくり読むことにしたい。

つづく
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2014/04/26 12:22 | Comment (0) | Site Map | Home | Page Top
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