翻訳屋佐吉の生活と意見関東を離れ、北陸に古民家を購入したとある翻訳屋の田舎暮らし事始めと日々のつれづれ。 

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冬休みの宿題

2013/12/30[月]《 翻訳屋稼業 》
 先週末、久々に受けた和訳案件が片付いて、「今年はこれで御用納めにしようかな。あとはもう中途半端な仕事は断って、のんびり新年を迎えよう」と思っていたところへ、取引先Aから、年明け納期で2万5千字ほどの英訳案件の打診があった。佐吉は思案した。できれば今年は堅気衆と同じように正月休みを過ごしたい。とは云え、2万5千字は見逃すにはちょっと惜しい数字だ。まあ、これくらいの負荷なら、思惑どおりとはいかないまでも、少しはのんびりできるだろう。それに、新しい年がそこそこまとまった量の仕事から始まるのも悪くない。佐吉はそう判断し、その依頼を快諾した。

 すると、それから程なくして、今度は取引先Dから、納期も量もほとんど同じ案件の打診がきた。中身は前回やった案件の追加分で、勝手がわかっている分、くだんのAの案件より与しやすい。佐吉は思案した。これを受注すれば、年末年始はほぼ通常営業になってしまう。正月から日がな一日モニターに向かっている姿は想像するだに侘しい。今年は帰省しないだけになおさらそれは避けたい。とは云え、Aの案件を受注しておいて、それより美味しいDの案件を断るのも悔しい。ちきしょ~、こっちが先に入っていれば……。

 しばし迷ったが、結局、Dの案件も受けることにした。所詮場末の翻訳屋。なんだかんだ云ってもまとまった量の案件を断るのは惜しい。休みはまた今度、割に合わない仕事の話があったときにでも(依頼を断って)取ることにしよう。

 それにしても、振り返ってみれば今年はそんなケースがやたら多かった気がする。いや、もちろん複数の打診が重なることはあってあたり前だが、不思議と今年は、納期も量も同じくらいの案件がかぶるケースが多かった。これが、期間がズレるとか、大きな案件と小さな案件との組み合わせとかならやりくりもしやすいのだが、同じくらいの負荷がふたつ同時によーいドンだと、スケジュール管理能力に問題のある佐吉にはどうにもやりづらい。

 ついでながら、今回のふたつの案件にはもうひとつ共通点があった。それは、どちらも原稿が1ページ1ファイル(または1シート)という鬼畜仕様になっていることだ。Aの案件が実に74ファイル、Dの案件がWord、Excel取り混ぜて合計23ファイル。もちろんそのまま進めることもできなくはないが、こういう場合、佐吉は大抵、それらをひとつにまとめてからTradosにぶちこむ。その方があとあと効率が良いし、進捗もわかりやすい。ただし、その作業自体がメンドくさい。加えて今回、Aの案件には参考資料として過去の案件が添付されていたのだが、これがまた原稿、訳分とも113ファイルに分割されているという迷惑極まりない代物だった。おかげで昨日、両案件の下準備にかなりの時間を喰われてしまった。まるで、厄介な案件の多かった今年を象徴するかのようだ。願わくば来年は美味しい案件が回ってきますように。それでは皆さん、良いお年を。
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