翻訳屋佐吉の生活と意見関東を離れ、北陸に古民家を購入したとある翻訳屋の田舎暮らし事始めと日々のつれづれ。 

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開運!なんでも鑑定団  銀河万丈  

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たまにはこんなお仕事

2013/07/26[金]《 翻訳屋稼業 》
 前回とは話が前後するが、先日、取引先Dから、普段とはちょっと毛色の違う仕事が舞い込んできた。日本の屏風絵や襖絵の紹介文の英訳だ。佐吉にとってはおよそ未経験のジャンルだが、面白そうなので引き受けることにした。

 原文は知的で端正な文章だった。日本語として破綻しているところもなかった。決して上手い文章ではなかったが、云いたいことはちゃんとわかる。試しに、頭の中で銀河万丈氏の声で再生してみると、どことなく某『開運!なんでも鑑定団』のナレーションのように聞こえなくもない。

 ときに、あの『鑑定団』のナレーション(の原稿)の完成度の高さにはいつも感心させられる。さすがにやや定型化してきていることは否めないが、それでも、文字に起こせばそのままコラムとして通用しそうだ。加えて、あの落ち着いた声のトーン。何を隠そう、佐吉は「お宝」の鑑定云々より万丈氏のナレーションのほうがはるかに面白いとさえ思っているのである。

 閑話休題。くだんの案件は量自体はわずかだったが、普段とは勝手が違う分、いつも以上に手間がかかった。それぞれの作品なり作者なりに関する予備知識のインプットはもちろん、いちばん厄介だったのは、肝心の屏風絵や襖絵の画像がなかったことだ。現物を見ずに紹介文を訳せというのもずいぶん乱暴な話だし、原稿さえ渡せば訳が返ってくると思っている神経にもちょっと呆れる。だが、文句を云っていても仕方がないので、画像はネット上で探すことにした。そうして画像が見つかったものについてはそれらを参照し、どうしても見つからないものについては関連情報を元にひたすら想像を逞しくして訳出した。おかげで、完成までに同じ量の一般的な技術文書の1.5倍くらいの時間がかかってしまった。

 そんなわけだから、仕事としては必ずしもおいしい案件ではなかった。けれど、掛け値なしに楽しい仕事だった。たまにはこんな仕事があってもバチは当たるまい。いつもいつも原稿に向かって悪態をつきながら訳してるんじゃ、この仕事に就いた甲斐がないもんね (^、^
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