翻訳屋佐吉の生活と意見関東を離れ、北陸に古民家を購入したとある翻訳屋の田舎暮らし事始めと日々のつれづれ。 


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あれから4年

2015/03/11[水]《 よしなしごと 》
 その頃、佐吉たちはまださいたまに住んでいた。佐吉は病気で入院中の細君を見舞いに、さいたま市郊外の田園地帯を自転車で病院に向かっていた。実を云うと、そのとき、佐吉はすぐには揺れに気づかなかった。ちょうど舗装の荒れた農道を走っているところので、砂利が浮いているのか、あるいは見た目以上に路面が荒れているのか、くらいにしか思わなかったのだ。その後、農作業をしていた爺さんが不安げに周囲を見渡しているのを見て、佐吉はようやく地震だと悟った。少し行くと、幅5mほどの用水路の水がさながら防波堤に打ち寄せる荒波のように、左右に交互に激しく水しぶきをあげていた。病院では、一部非常口の表示灯が落ちるなどの被害はあったが、幸い大事には至らず、康文と互いの無事を確認したのち、余震がおさまるまで、ほかの入院患者や付き添いの人たちと一緒にロビーで待機することになったのだった。
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この記事に含まれるタグ : 震災 自分語り 

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2015/03/11 14:56 | Comment (0) | Site Map | Home | Page Top

北陸新幹線開業、そして、GONTITI

2015/03/14[土]《 日記 》
 今日、北陸新幹線が開業した。と云っても、佐吉は「いずれ利用する機会もあるだろう」という程度で、わざわざ開業イベントを見に行くつもりはなかった。ところが、数日前、たまたま埼玉からこっちに来る用事のあった義姉が切符を予約しようとしたところ、東京発金沢行きの「はくたか」(各駅停車)の1番列車に1つだけキャンセルが出て、それで来ることになり、急遽、佐吉と康文が出迎えにいくことになったのだった。

 午前9時。新高岡駅に着いてみると、予想をはるかに超える人出があった。駅前広場では間もなくテープカットが行われるところで、広場を囲んで幾重にも人垣ができていた。が、佐吉たちはそこを素通りして、義姉を迎えるため……というより、とりあえず新幹線を間近で見るため、まっすぐホームへと向かった。以下、いちいち記していくと長大な日記になってしまうので、あまり上手く撮れなかった写真を中心にざっとレポートしていく。

この記事に含まれるタグ : 北陸新幹線 高岡 新高岡 瑞龍寺 GONTITI 

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2015/03/14 23:52 | Comment (2) | Site Map | Home | Page Top

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